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「よーろっぱ日記」から「ヨーロッパだより」へ インターローカルノートと題して日々の制作の変遷を載せていたが、横浜トリエンナーレ2005のディレクターズダイアリーとしてかたちを変え、会期終了まで引き続き身辺記事を載せていた。しかしその後、忙しさのあまり継続していなかった。 今回フィルムアート社のウェッブ上で連載されていた「よーろっぱ日記」を引き続き私のウェッブで紹介することにし、その引き続きを「ヨーロッパだより」というタイトルで、ここに載せることにした。 |
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2008.11.(001)〜(020)
2007.04.09-2008.03.10 フィルムアート社川俣正「よーろっぱ日記」 2003.01.29-2005.12.31 川俣正「インターローカルノート」 |
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| EL060 2009.12.27 Paris |
引き続き、アパートの手入れ。電気や電話線の配線などいろいろ細かいことがある。新しく組み立てたアトリエとリビングのしきり壁だって、ペンキを塗らなくてはならない。いろいろ来年も仕事はあるだろうが、ここ数日はアパートのことだけやっていよう。どうも仕事放棄のような気分だ。まあ気分転換ということかもしれない。アルコールの量が増えている。 |
| EL059 2009.12.21 Paris |
今日から少し、アパートの手入れをする。しかしたまった仕事がある。どちらを優先的に行うか悩む。とりあえずクリスマスだしということで、初めて大きなモミの木を買ってきてクリスマスツリーの飾り付けをする。そんなことをしながら昼からワインを飲んで久しぶりにアトリエでボーッとする。なかなか新しいアパートのアトリエも悪くないものだとはじめて感じた。 |
| EL058 2009.12.18 Paris |
ボザールの学生展示。意外と閑散とした展示。作品はみんな意欲的だが、展示が少し静かすぎる。おまけにオープニングの為に用意した日本酒やら彼らが作ったお寿司がまずく、誰も手をつけない。また今日でボザールがクリスマス休暇に入るため、多くの学生が午後からいなくなっていることもあり、寂しい感じの日本旅行ドキュメント展だった。 |
| EL057 2009.12.15 Munster |
ドイツ、ミュンスターの美術学校でレクチャーをする。来年行われるエッセンでのプロジェクトにここの学生の参加を集うのが目的。レクチャー前に学校内を歩いていたら、久しぶりに何人かのアーティストに会う。ここで教えているのを知らなかった。いろんな話をしながらここの学生のレベルなどを聞く。 |
| EL056 2009.12.04 Paris |
ボザールのアトリエ・トリップに参加した学生がドキュメント展を企画しているので、その話し合いをする。旅行に参加していない今年入学した学生数名も、作品展示で参加することにする。未だ行ったことのない日本のイメージをもとにした作品展示。いろんな学生の作品が展示されるのを期待する。 |
| EL055 2009.11.30 Essen |
エッセンで来年のプロジェクトの打ち合わせ。おもにテクニカルな面での打ち合わせがメインだ。作業には、セキュリティーやいろいろな町の決まりがあるらしく、いかにもドイツ的な厳格さを盾にして話してくる。それをどのように乗り越えて作品をつくるかが、ここでは一番の問題だろう。うんざりするような法規や、あきれかえるようなことも、みんなまじめに話し合う。さてどうなるかだ。 |
| EL054 2009.11.15 Paris |
3週間ぶりに息子に会う。やはり3週間家族と離れるのは、今はつらい。来年は、家族といる時間をもう少し増やさなければと思う。まだ整理されていない新しいアパートで、久しぶりにゆっくりする。 |
| EL053 2009.11.14 成田 |
学生たちは、カラオケではしゃぎすぎて成田に向かう電車の中では、全員熟睡。そのまま午前中の飛行機でパリに帰国。 |
| EL052 2009.11.13 京都 |
学生とともに3日間、京都見物。その後、同志社大学でレクチャーを行う。夕方、京都を離れ東京に戻る。しかしフランスの学生とともに明日の朝早く成田からパリに出発しなければならないので、浅草のカラオケボックスで朝までいる。 |
| EL051 2009.11.10 代官山 |
代官山インスタレーションの審査発表会。毎回いろんな作品が代官山周辺で展開される。今回は、中目黒駅周辺にも設置されているということで、見て回る。 |
| EL050 2009.11.6 目黒 |
目黒区美術館のオープニング。久しぶりに知り合いの美術関係者に会い、近況報告をする。オープニングレセプションが始まり、スピーチで今回の作品の趣旨などを話す。多くの関係者の中にまぎれて、ワイングラスを持ったフランスの学生が数名いた。 |
| EL049 2009.10.26 目黒 |
美術館での作業開始。帰国した次の日から目黒区美術館に通う。もちろん右も左もわからないフランスの学生11人も、それにつきあわされ、美術館に来て作業を手伝うはめになった。数日間は、彼らも美術館の作業を手伝ってくれた。美術館地下1階のギャラリー全体を使って、炭鉱町のジオラマを作る。その炭鉱住宅の模型を彼らが作ってくれた。昼間は、目黒の美術館で作業し、夜はみんなで夕食を近くの居酒屋で食べた。ほとんど全員、日本が初めてなため、見るもの食べるものすべてに感動していた。 |
| EL048 2009.10.25 目黒 |
東京目黒区美術館でのインスタレーションのため、帰国する。一緒にパリのボザールのアトリエの学生11名とともに帰国する。アトリエ・トリップというプログラムがボザールにあるらしく、学生が勝手に応募したら、通ったということで急遽、日本に来ることとなったため、スケジュールを調整して、この時期にした。 |
| EL047 2009.10.18 Paris |
高校の同期生数名がパリを訪れる。パリで同期会を行うという提案は、自分が仕掛けたもの。しかし仕事が忙しく、あまり良いアレンジはできなかったが、2晩ほどみんなでパリの行きつけのレストランで、夕食を食べた。 |
| EL046 2009.10.9 Bordeaux |
オープニングの次の日、朝6時の飛行機でベルリンを離れ、パリに着く。家族と別れ、そのままトランスファーでボルドーに着く。この日の夕方に行われるボルドーのオープニングに参加するためである。オープニング続きである。しかしここはグループ展なので、いろんな催し物が行われて、けっこう楽しかった。オープニングパーティーが音楽会場で開かれたり、野外ステージで盛り上がったり、ほとんど一晩中、町の中でパーティーが開かれていた。しかしいい加減疲れていたので、途中で切り上げ、ホテルに戻りぐっすり寝る。 |
| EL045 2009.10.8 Berlin |
ベルリンでのオープニング。作品の前で紹介され、カクテルパーティーで多くの人に会う。何人かのベルリン在住の日本人の人たちにも会う。その後、ワインやシャンペンで赤い顔をしたままシンポジゥムに参加し、勝手なことをしゃべってホテルに戻った。しかし何をしゃべったか、よく覚えていない。 |
| EL044 2009.10.5 Berlin |
ベルリンの展覧会オープンのためにパリを出発。今回は家族連れで行く。息子が現在動物にことのほか興味を持っているようで、ベルリン動物園へつれて行くことが目的だ。美術館で3日間ほど作業をしている間、3日間連続で動物園に行ったらしい。毎晩、疲れてホテルの部屋でぐっすり寝ていた。 |
| EL043 2009.10.3 Paris |
テレビ番組のアルテ(ARTE)のためのインタビューを新しいアパートのアトリエで行う。まだ材木や段ボールなどが床におかれた状態のアトリエで1時間ほどインタビューに答える。 |
| EL042 2009.10.1 Paris |
来年の春から5ヶ月間、ポンピドーの1階ギャラリーでワークショップを行うことになり、そのためのミーティングを行う。子供のためのギャラリーであるが、来年からもう少し一般に開いた形で行いたいとのことで、基本的には子供のギャラリー展示だが、自由にできるという。いろいろなプランを考え、提出することにする。どんなものができるか楽しみだ。 |
| EL041 2009.9.29 Nice |
プライベートコレクターの依頼で、作品制作のために現地下見。パリのオルリー空港から朝早く出る。ニースの空港に着くと、やはり南フランスで地中海に面している町なので、観光客が多い。空港で待ち合わせた運転者さんにつれられてコレクターの家に行く。家はそれほど大きくはないが、現代美術のコレクションが部屋のあちらこちらにある。この中庭で昼食をごちそうになり、作品の設置場所の細かい打ち合わせを行う。その後、町をブラブラして、その夜の飛行機でパリに戻る。 |
| EL040 2009.9.19 Tour |
トゥールでのオープニング。ボルドーからそのままツールに入る。親しい友人が大勢きてくれて盛り上がる。2日前に来て、作業して今日がオープニング。その間にボルドーとここを往復している。2つのプロジェクトの制作が絡んだスケジュールだが、ここのスタッフはみんな旧知の仲なので、それほど時間がかからないでできた。夜遅くまで飲んで食べて、話し込んでいた。 |
| EL039 2009.9.18 Bordeaux |
引き続きボルドーの橋の制作。朝一番の電車に乗り、3時間ほとんど熟睡してボルドーに着く。駅のカフェでエスプレッソを飲み、体が目を覚ました状態で現場に向かう。 |
| EL038 2009.9.12 Paris |
新しいアパートの引っ越しがプロジェクトの作業が入ったりしているため自分一人でできないので、助っ人としてベルリンから2人の日本人アシスタントを呼ぶ。ベルリンでの作品制作に手伝ってくれた連中でよく働くので、パリに招待してアパートの内装を仕上げてもらうことにした。 |
| EL037 2009.9.11 Cergy Pontoise |
セルジーポントワーズの建築ワークショップにゲストアーティストとして参加する。これから約1ヶ月、何度かつきあわねばならない。ボルドーの作業とだぶらないスケジュールで行うしかない。実は今回で2回目の参加になる。世界中から集まった優秀なランドスケープアーキテクチャーの学生30名ほどのプレゼンテーションを聞く。日本からも数名参加していて、たまたま廊下で向こうから声をかけてきたので、立ち話をしながら日本のランドスケープアーキテクチャーの状況などを話した。 |
| EL036 2009.9.8. Paris |
息子カナルの2歳の誕生日。2年という時間の短さに驚く。なんだかついこの間のような気がして、改めて子供の成長の早さに目を見張る。 |
| EL035 2009.9.7 Bordeaux |
新しいアパートの引っ越し最中であるが、朝早く起きてとにかくボルドーに向かう。ここでのプロジェクトの作業が開始された。電車で3時間、ボルドーに到着。すでに地元の建築学校の学生が先生の指導のもと作業している。ここでの作業は地元の学生、教官と建設業者、木材のスポンサーなどがしっかりと準備をしてくれていたため、それほど大掛かりな作業をしなくてもよいので助かる。 |
| EL034 2009.8.23 成田 |
今年の夏の仕事をすべて終えて、2ヶ月ぶりに家族でフランスに帰国(?)する。まだパリは暑い夏だ。新しいアパートの契約だけして日本に向かったので、これからバタバタと引っ越しをしなければならない。 |
| EL033 2009.8.17 松代 |
初盆を終えて、また妻有トリエンナーレが開催している松代に向かう。ここの旧小学校でシンポジウムを企画する。これから毎日ゲストを呼んでの連続トーク、ディスカッションが始まる。テーマは、「パブリックアートの現在」。終了後、みんなで温泉に入りに行くのが楽しみ。 |
| EL032 2009.8.13 鹿嶋 |
北海道からまた向島に戻り、そこでのプロジェクトを終了し、親父の初盆のため帰郷する。 |
| EL031 2009.8.9 三笠 |
三笠でのワークショップ初日。向島プロジェクトのスケジュール後半に抜け出して、北海道三笠での2日間のワークショップを行う。ここでは今後行われるプロジェクトの下準備のようなものを廃校になった中学校を会場にして、行っている。参加者は、おもに地元教育大学の学生。ここではいつもワークショップ打ち上げの日の夕方、私の中学校、高校時代の同級生が集まり同期会が開かれる。これも一つの年中行事みたいになってきた。 |
| EL030 2009.8.1 向島 |
向島プロジェクトの作業開始。ここでのプロジェクトの本格的な作業を開始する。島のログハウスを借り受け、そこに15名ほどが2週間滞在した。フランス、アビニョンの美術学校の学生2人も参加してくれた。まずは島の海岸を歩きながらのゴミ集め。そこから浮く素材でできたものだけを袋にいれ、それをフロートにして「浮き島」の素材にする。ゴミ集めもけっこうたいへん。毎日ログハウスで夕食後は、技術的なディスカッションに入る。「浮き島」の制作、取り付け、許可申請などまだまだ知らないことが多すぎる。 |
| EL029 2009.7.30 代官山 |
昨日に引き続きカフェトークを行う。ゲストは声優のキートン山田氏。彼も炭鉱町で生まれて、その後東京に来て声優の道に入ったらしい。面白かったのは、炭鉱にあまりこだわりが無く、以前のことをいろいろ訪ねても、それほど食いついてこなかった。もちろん炭鉱町出身者のすべてが炭鉱に興味があるわけではないだろうし、話したくもない人も多いだろう。こちら側の意に反して「炭鉱なんて全く興味ない」という姿勢が妙に新鮮だった。 |
| EL028 2009.7.29 代官山 |
今年の暮れに開催される目黒美術館の「炭鉱展」に参加するため、そのカタログ収録のための連続カフェトークを、文化資源学会及び東京大学教授の渡辺氏を呼んで行う。トークの主な内容は、炭鉱によって生み出された文化資源をどのように考えるかということ。興味深い話がたくさん聞けた。 |
| EL027 2009.7.19 松代 |
妻有トリエンナーレ参加のための会場設営を開始する。新潟松代には何度来たことだろう。今回は、作品設置というより施設の新たな利用がメインの作業だ。CIAN(Center for Inter local network)という主にパブリックな場でのアートプロジェクトのドキュメント、アーカイブを行う組織を立ち上げた。今後通年で活動を行っていこうと思っているが、まずは今年からオープンして関係者を呼び、シンポジウムを行った。展示とドキュメントのアーカイブがメインの仕事だが、今回の展示は、妻有トリエンナーレの多くの資料、各作家のプロポーサル、模型などを展示した。このような活動のトリエンナーレ参加もありだと思う。地域で行われるアートプロジェクトも、そろそろ検証の時期が来ているような気がする。 |
| EL026 2009.7.12 鹿嶋 |
今年5月に82歳でなくなった親父の49日を、実家にお坊さんを呼んで親戚関係者だけで行う。 |
| EL025 2009.7.09 代官山 |
代官山インスタレーションの審査。400点ほどのプロポーサルを見る。ほとんどが建築系の学生やデザイン事務所で働いている人たちだ。確かにプロポーサルは奇麗でうまいが、果たして実際にできるのかどうか。そこが選ぶ上でのポイントとなる。町の中での作品設置に、多くの規制がある。それをどのように各作家が考え、そこから新たな作品の可能性を見いだしていくのかがここでの狙いでもある。その点で今回は、少し臆病な作品が多い気がする。 |
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EL024 |
アビニョンのグループ展のための制作。アビニョンから車で1時間南下したところにあるお城で毎年夏に行われる展覧会に参加する。昨日からアビニョンの友人宅に滞在し、今日から制作に入る。ここで将来的に行われるプロジェクトのプロポーサル展示を行う。アビニョンを含む南フランス一帯とマルセイユが、2013年のヨーロッパ文化都市に任命され、この周辺でこれから多くのプロジェクトが動き出すことになる。その中の一つとして私がプロジェクトを提案した。そのプランを今回ここで展示する。アビニョンからマルセイユを含む南フランスのデルタ湿地帯にその地形に合わせて、いくつかの物見台の建設を提案。果たして実現するかどうかだ。とりあえずプランだけはうまく展示できた。 |
| EL023 2009.6.30 Donjon de Vez |
パリから70キロほど北西に向かったところにある小さな町の外れにこの村ドンジョン・ド・ベ (Donjon de Vez) があり、そこに個人所有の14世紀のお城がある。オーナーは美術コレクターである。そこの敷地内の木にツリーハットを2つ制作した。 |
| EL022 2009.6.29 Donjon de Vez |
ドンジョンでの作業開始。パリから70キロ西に車で行ったところにある小さな町の丘の上に14世紀のお城がある。そこにコレクターが作品をコレクションしている。そこからツリーハットの依頼がきて、アシスタントともに車で材料を運び作業をする。入り口付近の大きな木に、クレーンで地上12メートルほどの高さまで昇り、そこに作品を取り付ける。設置位置は、周りとのバランスで考える。しばしコーヒーを飲みながら場所の確認とハットのサイズを確認する。 |
| EL021 2009.6.27 Melle |
メールでのオープニングの日。この町にある整備されていない公園内に、地元の農業高校の学生と、約2週間かけて遊歩道を組み立てる。そのお披露目の日。参加した学生やらその両親やらで、現場の遊歩道には多くの人が歩いていた。既に制作してから3ヶ月ほど経っているので、周りの草は1メートルくらいにまでなっている。その中をかき分け、人が進んでいく。 |
| EL020 2009.6.27 Melle |
この時期、プロジェクトのオープニングが立て込んでいる。 |
| EL019 2009.6.15 Nates |
引き続きナントの美術学校で「公共空間におけるパブリックアートのあり方」というテーマのシンポジゥムに参加する。久しぶりにヤン・フットやダニエル・ビュラン、ジミー・ドラハム、ディディエ・クールボなどに会い、近況報告をし合う。また日本からの参加者である保科や田甫さんにも会う。東京芸大での以前の同僚で、芸大がここの美術大学と姉妹校にあるため、このシンポジウムに招かれて参加しているとのこと。最近の芸大のこととかを聞いたが、お互いあまり興味のないテーマであった。つまり相変わらずということなのだろう。 |
| EL018 2009.6.14 Nates |
成田からパリに戻り、そのままナントのプロジェクトのオープニングに行く。 |
| EL017 2009.5.20 Nates |
ナントのワークショップで面白いアーティストに会った。 |
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EL016 |
104もオープンし、そこでの作業も一段落したので、来週からのサンジェルマンでの屋外インスタレーションを控えてはいるが、ここで数日時間が取れたので、静かにアトリエでパソコンに向かい「ヨーロッパだより」を書く。 |
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EL015 |
13日の朝にシャルル・ド・ゴール空港に到着し、そのまま明日の展覧会オープンのための設置作業を行うため、104(ソンキャトル)のアートセンターへ向かう。パリの北側にあった広大な墓地を再開発して最近できたアートセンターである。主にパフォーミングアーツ(音楽、演劇、映画)をメインにした場所で、若いアーティストの制作レジデンスが特徴的だ。その会場全体にインスタレーションを行う。一昨年、東京都現代美術館で行った「通路」展をここのディレクターが見てぜひ同じものを104でやってほしいということで、急遽ここで制作することが決まった。 |
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EL014 |
パリから11時間かけてレユニオン島に着いた。アフリカ、マダガスカル島の近くにある島。ここの島のフェスティバルの一環として、美術学校、建築学校の学生とワークショップを行うためだ。トロピカルというのか南国の島という感じ。作業は、荷物運搬用の木のパレット約400枚を使って構築物を作ること。 |
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EL013 |
メール(Melle)というポアティエから1時間ほどのところにある町で、ビエンナーレがあり、そこに参加し制作している。しかし今日はパリに戻らなければならない。明日の朝からパリの美術学校で新期に入学する学生の面接があるからだ。パリの美術学校での唯一のオブリゲーションとしてあるのがこの新入生のためのセレクションだ。夕方まで学生と一緒に作業して、その後カフェでビールを飲み、そのまま車でポアチエまで送ってもらい、パリ行きの電車に乗り込んだ。 |
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EL012 |
朝9時の飛行機でベルリンに着く。ここで今年の夏に急遽決まったプロジェクトを行うための現地視察と打ち合わせのためだ。美術館前の公園にツリーハットを組み立てるプラン。ちょうどドイツの国会議事堂にあたるライスタークの前の公園になる。一本一本ツリーハットを設置するための木をチエックする。 |
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EL011 |
パリのポンピドーセンターで来年の仕事の打ち合わせをして、その帰りがけに出口付近で一人の女性に呼び止められた。私のプロジェクトのビデオドキュメントを見ていたらしく、偶然ここで出会ったことで驚き、少し興奮気味に早口のフランス語で、私の仕事に対して賞賛をくれた。しかし、全く知らない人から呼び止められ、仕事のことをいろいろ話しかけられるのは、それほど悪い気はしないものだ。彼女にお礼を言ってその場を離れたが、通りのガラスに映っている自分が、なんだかにやけた感じで歩いているように見えた。 |
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EL010 |
お城に住む美術コレクターの敷地内に、木の家(ツリーハット)を制作する。 |
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EL009 |
ゴーギャンで有名なポンタヴァン派の拠点となる町、ポンタヴァンでレクチャーを行う。ここにあるアメリカ系美術大学で自分の作品を紹介する。昨日の夜に到着し、ホテルで遅い夕食をしてそのまま今日の朝まで部屋のベッドで寝ていた。パワポで簡単にスライドを見せながら自作を紹介する。その後、学生のアトリエを回って作品を見て、午後からゴーギャンが描いた絵のモチーフになった黄色いキリスト像のある教会へ、みんなで散歩する。10分ほど坂道を上りつめたところに、小さな教会があった。あの有名な絵の実存するモチーフの黄色いキリストがさりげなく壁にかかっていた。持ってきたカタログと照らし合わせながら実物を感慨深げに見た。そしてその日の夜に近隣の飛行場から出ているパリ行きの飛行機で、帰宅する。 |
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EL008 |
朝6時に起きて8時の飛行機でスペインバルセロナに向かう。 |
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EL007 |
久しぶりの高校の東京同期会。毎年この時期に開いている。相変わらずの面々で、和む。みんなそれぞれに白髪の頭をして、高校時代のことを語る。そして次回の同期会は、パリで私がアレンジして行うという話になった。旅費や滞在費が気になるのかと思ったら、全くそんなことは無いようで、むしろこの際だから家族全員で行こうなどと盛り上がっている。確かに毎年の同期会に参加する連中は、忙しい中でそれなりに時間が取れる連中だからこそ、毎回参加しているわけだ。今年の暮れまでにいろいろアレンジしなければならない。 |
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EL006 |
22日にパリを出て、東京のシンポジウムに参加のため日本に帰国した。 |
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EL005 |
ポアチエから車で東に45分ぐらいのところにあるメールの町で、この春行うビエンナーレに参加するため、現地調査と作業協力を集うために町にある農業高校で今回制作する作品の紹介をした。高校生相手にアートの話をしても質問がない。ましてや農業高校だ。しかし興味を見せたのは教師の方で、レクチャー終了後、参加する学生のリストを持ってきてくれた。 |
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EL004 |
クロード・レベックのパブリックな仕事を最近、ボルドーで見た。 |
| EL003 2008.11.27 Miami |
まだ白けきっていないパリの朝に家を出て、空港に向かう。これから数日アメリカのマイアミで制作を行なうためだ。パリ、マイアミの直行便に乗り込む。 |
| EL 002 2008.11.23 Essen |
パリからドイツのエッセンに電車で向かう。来年のプロジェクトの打ち合わせと現地下見だ。朝一番の電車で北駅を出る。冬のこの時期は夜が長く、朝は、まだ日が明けてない。ブリッセルにつく頃、薄明かりの外を窓から覗くと辺り一面、雪の風景になっていて驚く。 |
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EL 001 |
最近不調のネット環境、ここ数日、いらだつ。 |